WORLD NEWS
Swift救出船は12~15kmまで接近したが望遠鏡を救えず
不具合を抱えた救出船は対象の近くまで到達しましたが接触しませんでした。Katalyst SpaceのLINKはNASAのSwift望遠鏡から12~15kmまで接近し、3本のアームと3基の電気推進器を試しましたが、姿勢制御問題で捕獲を中止しました。
Swiftを救出した、または両機が接触したという意味ではありません。NASAはこれ以上接近しないとし、残る任務は将来の衛星整備に向けた非接触実証です。
当初の計画は何か
2004年からガンマ線バーストを観測するSwiftは推進器がなく高度が下がっています。NASAは2025年、3千万ドルで捕獲・軌道上昇を委託しました。
なぜ中止されたのか
LINKは姿勢制御の不具合で回転し通信も不安定になりました。部分的に制御を戻しましたが、安全な捕獲と燃料余裕が足りませんでした。

接近で何を試したか
軌道を合わせて12~15kmまで近づき、3本のアームを展開し3基のキセノン推進器を同時作動しました。接触せず近接データを集めました。
Swiftはどうなるか
一部の科学観測を再開しましたが軌道は低下中です。再突入時期は太陽活動と大気密度に左右されます。
失敗から何が残るか
短期間で作られた商業機が老朽衛星の近くで実データを得ました。同時に姿勢制御の冗長性と安全な中止基準の重要性も示しました。