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ドイツの風力試作機が365mに到達、次は発電量の実証
ドイツのシプカウで風力発電の試作機が全高365mに達したと、開発企業GICONが発表した。
高さの達成と発電実績は別で、正式な稼働は11月に予定されている。
365mと300mの違い
GICONは9月28日の到達を9月29日に公表した。APは10月1日に現地を紹介し、10月5日にも続報が出た。365mは羽根の先端が最も高い位置にあるときの全高。300mは羽根を取り付けるハブの高さだ。企業は世界で最も高い風力設備と説明するが、高さの記録は発電出力の世界記録ではない。
同じ羽根を高い場所に置く狙い
高い場所でより強く、比較的安定した風を使うのが狙いだ。ドイツ連邦の革新的技術支援機関SPRINDが発注した試作機で、定格出力は3.8MW。定格出力は一定条件での設備能力を表し、年間発電量とは違う。年間の電力量は風と稼働時間にも左右される。同じローター径で約2倍の電力を得るという企業の説明は、運転による検証が必要だ。

既存の風力発電所で試す意味
GICONは既存の風力発電所に、より高い層の設備を加える構想を示している。すでにエネルギー生産に使う土地の活用方法を変え得る点が注目される。ただし、設置や保守の費用、作業のしやすさ、実際の稼働率も評価しなければならない。高さだけで安い電力や、どの地域でも同じ効果が得られるとは判断できない。
11月以降に確認する資料
確認できたのは構造物の高さと稼働計画だ。将来機の大出力や大量導入の構想は、この試作機の運転実績ではない。次に見るのはGICONとSPRINDの稼働発表、実測発電量、保守費用である。年間の比較ではローターの大きさと期間をそろえる必要がある。現在の資料から投資利益や家庭の電気料金の低下は約束できない。
一次資料と独立確認
一次資料・公式説明: GICON
一次資料・公式説明: SPRIND
独立報道による確認: Associated Press
独立報道による確認: TechRadar
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